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 「本物」の歴史の授業を創るための考え方やアイデアを紹介します。明日を担う賢い日本人を育てるための歴史教育ブログです。

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歴史教育ノ道標99問題解決学習⑥

【歴史教育ノ道標99問題解決学習⑥】
4冊目は日本カリキュラム学会編『現代カリキュラム事典』(ぎょうせいp168執筆者:市川博)を取り上げます。

この事典では以下のように定義されています。
「学習者が直面する具体的な学習問題をとらえ、その問題の解決のための思考活動を行って究明・解決を図っていく過程で問題解決の諸能力を育成しようとする学習形態である」
以下は他の事典にも書かれていることですが、問題解決学習はデューイの学習理論を基礎にしてアメリカで生まれ、日本では大正自由教育期に導入されたが、全国的に普及したのは戦後の新教育期です。その後の展開はについてはこれまで紹介した事典と同じことが書かれています。

この事典はカリキュラム事典なのでカリキュラムに関連して以下のように説明されています。
①学習者の能動的活動と教育内容の理解のどちらを重視するか、その度合いによってカリキュラム構成は多様となる。
②前者を重視したとしてもその中でさらにバラエティがある。
 例として・・・
A:課題解決を図る一定の方法論(過程)をあらかじめ定めてその方法の習得を重視するカリキュラム論(発見学習や課題解決学習)
B:その子なりの個性的な方法でその解決を保障していく過程で、的確な問題解決能力の育成を図らんとするカリキュラム論(社会科の初志をつらぬく会の問題解決学習論)

ここで執筆者の市川氏が言っていることはここまで紹介した事典でも触れられていました。ということは、問題解決学習は方法論としてもカリキュラム論としても多様であるということです。
 ある決まった定式に当てはまらないからと言って、それが問題解決学習ではないというのは暴論であることがわかります(おそらく私の歴史人物学習を批判する方は上記の「社会科の初志をつらぬく会の問題解決学習論」が念頭にあると思われます)。
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2019.06.13(Thu) | 歴史教育ノ道標 | cm(0) |

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